COMITIA127

イベントから1週間たってしまいましたが、2/17のコミティア127お疲れさまでした。
定型句以上の感謝を込めて、お立ち寄りくださった方々に心からお礼を申し上げます。

というのも、今回西2ホール奥の壁と向かい合う配置で、通りすがった方にヒョイと見ていただくみたいなことが難しそうだなと、ペーパーの持ち込み数も下方修正していたくらいなんです。
たくさんペーパー余っても泣かない……とブツブツ呟きながら参加したんですが、蓋を開けてみれば去年はお昼過ぎまで残っていたおみやげチロルが開始1時間を待たずに無くなり、ペーパーもお昼過ぎには無くなり、と、予想に反してたくさんの方にお運び頂けたのでした。
おかげさまで楽しい1日を過ごせました。ありがとうございました!
 

 

今回は忘れ物なかったぜ、と早めに設営も終わってのんびりしていたのですが、開場早々に顔色の変わるような出来事が。

うう、ほんとうにすみませんでした……
一番初めに来てくださった方、時間的におそらくサークル入場されてた方の筈で、「なんでしたら両替もできますよ……?」とおっしゃって下さったの、涙でそうなほど嬉しかったです。おやさしい……!
その後にいらしてくださった皆さんも小銭のご用意ばっちりで、「すみません、お釣りないんです」という発言は1回もせずに済みました。ありがとうございました!

 

そして2月ということはこっちも。

バレンタインティア!
自分もおみやげチョコ用意するくらい好きなイベントなんですが、こうやってキャラ宛に差し入れいただけるのも2月ならではで、お運びくださった方々にも楽しんでいただけてるのかな~と。

チョコカウント、最終的には上記の様になりました。アヴィが意外すぎる。
これまた、遊んでくださった皆様ありがとうございました。
 

全体的に2月はやっぱりバレンタインということで差し入れが増える傾向にある気がします。
お気遣い無用とはいえ嬉しいもんは嬉しいんじゃー! という正直な叫びで締めくくりたいところ。
大切にいただきます。ありがとうございました!
 
 

当日の新刊について。
思い出すのもうんざりするくらい制作時に色々ありすぎて、これは最後にイベントスペースに搬入されてない系のオチが付くんじゃと戦々恐々としてたのですが、無事搬入されていました。良かった……。

今回の装丁はだいぶ苦労しましたが、その甲斐あってか通りすがりにチラっとスペースを見て新刊だけ手に取ってお求めくださる方が多く、いつもとちがう層に届いたのかなあなどと振り返っています。
面積の広い箔は圧しづらいらしく、そんな版下を綺麗に印刷してくださった印刷所さんに感謝しつつ、本の内容についても少し。
テーマ上どうしても重たさ・暗さはついて回り、読んでいて楽しいものかと問われると返答が難しいのですが、個人的に雪辱戦であった「呪術師ハーンの物語」という点においてはその想いを果たしたと考えています。
そんな新刊は、現在アリスブックスさんで通販取り扱っていただいています。
宜しければご利用ください。

 
 
コミティアに再び参加し始めて1年半が経ちました。
「このあいだ手に取った1冊が気に入ったので、残り全部買いに来ました」
「前回本編の上下を読んだら良かったので、今回は番外編ぜんぶ下さい」
とおっしゃる方がいらしたり
「旅の話1の上巻で初めて知りました」
と新しく読み始めてくださった方が毎回丁寧に感想をくださったり。
少しずつとはいえ、新しくシリーズを気に入ってくださる方が増えている気配を感じられて、これがとても……とても嬉しいんですよね……。

一次創作ファンタジーの長編シリーズというのは、
「商業漫画でない(クオリティの保障なし)」
「ファンタジー世界(世界観の理解を要する)」
「長編(1冊買って終わりではない)」
という三重苦を負う宿命で、買い手に回った自分としても他人のお薦めなどがなければかなり手を出しづらいジャンルだと思っています。
そんな手の出しづらさを乗り越えて読んでくださる方には感謝しかありません。
「友達/家族に薦められました」とお求めくださる方が時々いらっしゃるんですが、そうして周りにお薦めしてくださる読者の方のありがたさ……!
いやもうほんと、本人に宣伝力が悲しいくらい無いので、とてもありがたいです。
ありがとうございます。

 
いつまでも甘えてずに、自分でも読者さん開拓しないとね! というわけで次回はコミティア128に加えて、インテックス大阪で開催される関西コミティア55にも参加予定です。

そう、インテックス大阪でのイベントへの参加は、シリーズとしては実は里帰りとなります。
カットのふたりも屈託なく肩寄せ合うし、なんならハーンも世界観無視してピースもするってもの。
あそんで! ほしいんだ! 
関西のみなさま、5月はどうぞどうぞ宜しくお願いします。