Our stories still linger on.

WSのはなし1:再始動

こんにちは、こちらはWoldirous Sinシリーズの紹介サイトです。

そして随分前に契約更新忘れで個人サイトが消えてしまってからは、TwitterやPixivでほそぼそ活動を続けていた管理人です。

せっかく始動したウルディラ新シリーズ、関連の絵や情報がTwitterの特性上どんどん流れてゆき、イマイチ情報発信力に欠ける、という状態のまま大分経ってしまいました。
この発信力と概覧性に乏しい状態を解消すべく、作品紹介サイトの立ち上げに至ったわけです。

普段からTwitterをみてくださっている方にはあまり目新しい情報はありませんが、旧シリーズの紹介と、新シリーズ始動からのあれこれを一箇所に纏めておく、というのがサイトの主目的となりますので、どうぞご理解ください。

……そもそも完結から12年も経った今になって、なんで新シリーズなんて言い出したんでしょうかこの人は? というのもわたしにとっては非常に大事な出来事でしたので、ここに残しておきたいと思います。

去年の秋にTwitterのタイムラインで見かけた、創作同人「いっせい配信」企画さん。こちらの企画に背中を押され、いつかweb公開しよう……と考えていたシリーズ終盤の本を電子書籍化したのが最初の一歩でした。

シリーズものなので全巻電子書籍化できればよかったのですが、古い原稿はすでに手元に無く。
作画をアナログからデジタルに切り替えたためにデータが残っていた、シリーズ終盤の作品のみをサルベージする形となりました。

長いシリーズ、しかも流通経路の限られた同人誌、最後まで付き合えなかったという方はたくさんいらっしゃる筈。そんな中の誰かが、フと思い出して検索してくれるなんてラッキーが起こった時に、届いてくれたらいいな……というくらいの考えで。

これが嬉しい誤算で、電書化に対して、ほんとうに沢山の反応をいただきました。

懐かしいです、覚えています、まだ手元に本があります、いまでも時々読み返します、これを買うためにコミティアに初めて参加しました…etc.

自分が仕事で関わったものをはじめ、世のコンテンツの賞味期限の短さに「そんなものだ」と諦観の念すら覚えてきていた頃でしたから、まさに雷で打たれるような衝撃でした。
10年以上も前に自分が描いた物語が、今もまだ誰かの中で息づいている!
反応をいただいてから数日は、家族からも「なんだかちょっと、気持ち悪いくらい晴れやかな顔してるね……?」と訝しがられるほどには溢れる多幸感に浸っておりました。

いやいや待て待て、ひとりで脳内麻薬を楽しんでいる場合じゃない。
あのふたりを覚えてくれていたひとたちに、何か返せないんだろうか。
こうなったらもう新しい話を捻り出して、お届けしないと収まるものも収まらない……!

……と、以上がシリーズ再始動までのあらましです。
捻り出したプロットをまとめたらシリーズレベルの長い話に化けてしまい、描きたい気持ちに火が付いたぶん引くに引けなくなったというオチまでついて。

旧シリーズを描いていた頃とは自身の環境もずいぶん変わり、漫画を描くための纏まった時間が中々取れない中での再始動となりました。
ずっと描いていなかったぶん、ブランクも10年。作画の勘を取り戻すのにも時間がかかってしまっているありさまで。
以前のように年に3~4冊というペースは夢のまた夢、今回はゆっくりのんびり、数年に渡って綴っていく形になりそうです。

どうか最後まで描き上げられますように。
そして最後まで読んでくれる人がいる、という幸運がこの物語にも訪れますように。

 

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テーマの著者 Anders Norén